こんにちは!

 

今日は最近出会った傾き物件のお話しです。

募集広告で見つけ物件情報を見てみると以下の特徴が読み取れました。

・市街化調整区域

・築27年木造

・土地60坪

・駅から徒歩30分以上

そう、ここまで一切傾きは記載されていませんでした。

上記が募集図面を見て気になる箇所ですが、さらに調べていくと他のこともわかりました。

・すぐ近くに川がある

・道路より高台に家がある

・隣に一件家はあるが他は森や空き地になっている

・交通の少ない閑静な場所にある

更に上記も含め値段と照らし合わせた結果、この項目だけならば購入する可能性もあると判断し気分をワクワクしながら内見の連絡をしました。

 

川がある時点で傾きは多少あるとは想定してましたが、記載されていない以上住んでいても気にならない程度かなと考えていました。

実際弊社では傾き物件をそのまま賃貸に貸していることもありますし、それが原因で空室が長くなるということはありません。

 

そして内見日…………

 

入ってすぐに感じました「傾きがある」ということに

しかも1階には雨漏りの後もあり、お話をよく聞くと「新築当初から雨漏りはありました、知り合いの大工さんに建ててもらったから言い辛くて...」と

もったいない!!と心の中で叫びました。

2階に上がると傾きは酷くなり歩くのが怖くなるほどで、

もちろん各部屋のドアは家の傾きによって半自動ドア化していました。

 

仲介業者さんに「これ傾いてますよね?」と聞くと「私は感じません」と言い切られたので、これは......ないかな

ってことで帰ってまいりました。

傾きを直すにしても地形が特殊だったため相当な修繕が必要であり費用面を見ても合わないと判断しました。

また、仲介業者さんにも不信感を感じられたので以下の点よりお断りさせていただきました。

①傾き修繕費用と物件価格が合わないため

②仲介業者さんが不信だったため

仲介業者さんには正しい情報を正確に把握し、正直に出して欲しいものです。

最後に痛い目を見て損をするのは我々業者ではなく買主であり、売主なのですから

 

という形で今回はお話しは無くなりましたが、弊社では、築古だから...傾いているから...だけの理由でお断りすることはありません。

どんな問題物件でも対応は可能ですのでいつでもご相談ください。

 

尾川

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kitamuracorp
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さいたま市大宮区を拠点に東京・埼玉・千葉西部、栃木南部のエリアの不動産管理及び収益物件の仲介及び売買を行っております。